バドミントンのシャトルを選ぶのに、ご自身の中でしっかりした基準は持てていますか?

本日は、

  • シャトルを選ぶ基準がわからない
  • クラブで使うシャトルが定まらない
  • どのメーカーが良いか判断できない
  • 練習シャトルを買い換えてばかり・・・

という方に向けて

バドミントンシャトルの専門家の立場から、シャトル選びの新基準というテーマでお話します。

基準さえしっかり持てれば、シャトル選びはぐっと楽になります。

新基準1:価格-シャトルを足切りする

1つ目の新基準は「価格」です。

価格が適正かどうか・・・ではなく、その前に、安すぎるシャトルをばっさり切ってしまってください。

いわゆる足切りです。

安いシャトルは例外なく羽根の質を下げてコストカットしています。そのため、競技としてのバドミントンに必要な質を満たしていません。

ブレが多い、軌道も安定しない、すぐ壊れる・・・練習の質も落ちますし、予算の節約にもなりません。

これは、どのメーカーでも同じ。

たとえば、大手メーカーの上位クラスのシャトルは良質ですが、価格が安すぎる下位クラスになると正直・・・です。

だから、価格で足切りするのはシャトル選びの最適解のひとつと言えるのです。

足切りのラインは、市場価格やクラブのレベルによって変わりますが、概ね1本2,500円かそれ以上にしておくと良いと思います。

新基準2:常識-昔の基準で選ばない

2つ目の新基準は「常識」です。

「昔の常識、今の非常識」ではありませんが、バドミントンのシャトルを取り巻く環境は昔と変わってきています。

たとえば、

アヒル羽根よりガチョウ羽根??

昔から、アヒル羽根よりガチョウ羽根の方が丈夫で耐久性が高いと言われています。

たしかに、そうなのですが、昔ほどの差はなくなりました。時には逆転していることも・・・

これは、本来食用であるガチョウの品種改良によるもの。飼育期間の短縮化や羽根の採取方法の変化がその一因です。

きちんとした工場では、アヒル・ガチョウにこだわらず、その都度、丈夫さを評価して水鳥シャトルを作っています。

ですので、今は、あまりガチョウかアヒルかにこだわる必要はありません。

人工コルクより天然コルク??

昔はシャトルといえば天然コルク一択。人工コルクは質が悪いという評価でした。

しかし、今は人工コルクの製造技術も上がり、耐久性で天然コルクをしのぐ製品も出ています。

逆に、天然コルクは、自然素材ゆえに安定供給が難しいことと、世界的なワイン需要増から、質の良いものは手に入りにくい状況が続いています。

ちなみに、良質の天然コルクは、1個70円~80円もの高値でフランスの高級ワインブランドに流れているようです。

現代では、品質安定性の面やコスト面で優位性のある、人工コルクが世界の主流となっています。

練習球より検定合格球??

もちろん、基本的には検定合格球(試合球)の方が高品質です。

ただ、今は、小さな輸入メーカーや小売店オリジナルブランドも増え、残念なことにあまり質が高いと言えない検定球も出ています。

それらと比較すると当然、しっかりしたメーカーの練習球の方が高品質ということになります。

「練習球なみの低価格の検定球」には注意してください。

昔の常識に引っ張られてしまっては、良いシャトルを見逃してしまうことになるかもしれません。気をつけてくださいね。

新基準3:視点-ごくシンプルな判断を

3つ目の新基準は「視点」です。

極論ですが、シャトルの宣伝文句はすべて無視してかまいません。結構むちゃくちゃな事を言っている会社もありますから。

では、何を見るべきか?

答えはシンプル。「事実」だけに着目すれば冷静に判断できます。

たとえば規模。

バドミントンのシャトルは工業製品である以上、規模が大きい方が圧倒的に有利です。

もし、ラケットなら「大手にできない尖った商品開発」みたいな小さいメーカーの優位性はあるかもしれません。

しかし、シャトルにおいては小さいメーカーが優位に立つ点は1つもありません。

  • 大量に作る(仕入れる)ほど原価が下がる
  • 生産ロットが大きいほど品質は安定する

という市場の原理・原則にはどうやっても勝てないんです。

シャトルを選ぶときは、本当かうそか判断つかない宣伝文句より、「事実」に視点を合わせましょう。

新基準4:耐久性-長期的に見て評価

4つ目の新基準が「耐久性」

多くの人が誤解しているので、シャトル専門メーカーとしては、かならず押さえてほしいポイントです。

シャトルの耐久性とは、1個ずつの壊れやすさではありません。

そんなのはどうやってもムラが出るので、正しい評価のしようがありません。

シャトルの耐久性とは「年間を通した品質の安定性」です。

飛行性は、グレードの高い羽根を使うことで上げることができます。

飛距離集中度は、きちんと最終テスト・検品すれば上げることができます。

ただし、耐久性だけは「こうやったら上がる」というものはありません。

強いて言えば作り手の総合力で決まりますが、それでも作った個々のシャトルが強いどうかは、使い終わる最後の時までわかりません。

最高級のシャトルでも、壊れるときは一発で壊れます

だから最低でも1年。年間を通して良し悪しを判断する必要があります。

その中で、もっとも安定して長く使えたシャトルが真に耐久性の高いシャトルです。

1回や2回の使用だけでは、良いも悪いも必ず見誤ります。じっくり見極めてください。

まとめ:クラブの定番シャトルを決める3ステップ

ここまで4つの新基準についてお話しましたが、いかがでしたか?

何かひとつでも、あなたの新しい知見になっていれば幸いです。

さて、突き詰めるとシャトル選びは「消去法」です。

今回の4つの新基準を活用して、次のステップで進めると、きっとベストなシャトルに出会えます。

STEP
安いシャトルを足切りする
  • 税込2,500円以下のシャトルは、選択肢から外す
STEP
メーカーを絞る
  • 「品質×価格」の面で優位性のあるシェアの高いメーカーに絞る
STEP
1年間使って耐久性を見る
  • ステップ2まで実践すれば極端なはずれシャトルは掴まない
  • 年単位でしっかり安定性を見て最終決定

もちろん、私達のおすすめはRSLのシャトルです。何せ、世界で一番たくさんのシャトルを作っていますから。

RSLシャトルの特徴はこちら

もしくは、日本トップシェアメーカーの上位クラスのシャトル。

この2社のシャトルから予算に合わせて選ぶのが、現実的に考えて一番失敗がないはずです。

どうぞご参考に。